[2965] 年金機構の情報漏れ! 2015/06/13 

 6月に年金機構の情報が盗まれたと聞き、日本中の人が驚きました。個人情報保護法を制定してから一番多くの違反をしているのは大手企業や公的機関です。コンピューターに不正にアクセスされたとは言え、対策に落ち度があった事は非常に残念です。

 私も「ねんきんネット」を利用して自分の年金記録照会をしたり受給金額を確認します。加入していた年金制度、加入月数、勤務先、1年間の保険料納付額、これまでの保険料納付額
年金見込額(年額)老齢年金受給者の方の場合は、現在受け取られている年金額(年額)が解るのです。

 年金機構は過去に巨額の年金を注ぎ込んだプロジェクトで失敗し、払ったはずの年金記録が残っていなかった人も多く、ただでさえ国民は不信感を抱いていました。徐々に削られて行く受給額を不満ながらも納得していたのでした。

 でもパスワードを設定していなかったなどの単純なミスで私たちの大事な個人情報が漏れた事は残念がるだけでは済まされません。今後どのような犯罪に巻き込まれるか知れないからです。ですからすべての事に対して、自分の身は自分で守る事になります。

 振り込め詐欺が増えてから、自宅に電話があってもすぐには電話に出ない人が殆どです。携帯電話も登録していなければ出ないなど、仕事をしている私たちにとって大切なお客様と打ち合わせが難しくなって来ています。

 その対策として、契約に結び付く人には携帯電話のアドレスに登録して頂き、PCメール・携帯メールのアドレスをお聞きします。それでも連絡が取れない時はCメールを送ったり、Lineで連絡を取ります。

 しかしトラブルに発展した場合はもっと困ります。掛けた相手がアプローチだと解っていて電話に出ないのです。トラブルの場合は自宅訪問などして対策を講じます。このような場合地域専門店の不動産会社はすぐに対応できます。

 マイナンバー制度が始まりますと、もっと個人情報がいろいろな役所や公的機関に登録される事になります。データ管理を完璧にして頂くには国民から声を上げなければならないのでしょうか?

 名前と生年月日が揃うと、役に立つ事も多いと理解出来ますが、犯罪にも繋がりますので益々電話の相手方や訪問者に注意するようになります。知らない間にお金が引き出されたりするような事が無いよう祈りたいです。

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