[2975] 無題 2015/07/13 

 益々地球の温暖化が進み、夏の気温が上昇し続けています。人の体温より高い外気温には耐えられない日が続きますね。室内にいてもエアコンや扇風機を付けないでいて亡くなってしまうケースも出ています。

 アプローチで賃貸物件を借りて頂いている方の中に、高齢者の独り暮らしも多いです。皆さん、ご家族やご近所の方・お友達など、毎日声掛けをお願いしますね。

 先日36度ある日にゴルフに出かけました。私は水分をたくさん取ったり、首を冷やしたり日傘をさしてのゴルフに心がけていたので大丈夫でしたが、一緒に回っていた女性の顔が蒼白になってきて驚きました。

 きっと熱中症になりかけていたのですね。でも意識がハッキリでいていましたので、水を飲むように言ったり休ませたりでて無事にゴルフを完走する事が出来ました。でも途中で辞めて帰る人も多いそうです。

 いくら好きなゴルフでも、暑すぎると命が危険にさらされます。何かしたい事があれば夜明けの涼しい時に限ります。7時半を過ぎると暑くなりますから、日影に入りましょう。

 ニュースでは60歳以上の熱中症死亡率が高いと聞きます。どうして部屋のなかにいても亡くなってしまうのか、不思議でなりませんでした。少し調べてみました。

「熱中症」とは
 暑い環境で生じる健康障害の総称で、熱失神(皮膚血管の拡張によって血圧が低下、脳血流が減少して起こる。脈は速くて弱くなる)・熱けいれん(血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足・腕・腹部の筋肉に痛みを伴った痙攣)・熱疲労(水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になる)・熱射病(体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態。意識障害がみられたり、ショック状態になる場合もある)

 高齢になると脂肪がつきやすくなる分、身体の中の水分の割合が少なくなります。同じ環境にいても高齢者の方が熱中症になりやすいのはこのためです。加えて高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくく、水分を十分に摂ることが難しいこともわかっています。

 また、高齢者は、心機能や腎機能が低下しがちなため、熱中症になった時の症状がより重篤になりやすい傾向にあります。高齢者でなくても60歳を過ぎた私は、肌の艶が少なくなってきました。孫たちの肌と比較して落ち込む事もあります。比べても仕方ないのに。

 自分の身は自分で守り、人に迷惑を掛けないためにも、「喉が渇いていなくても水分を補給する」事にしましょう! 私も心がけて、事務所のクーラーが効いたところでも、1時間に一度は水分を補給しています。

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