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[2625]おかやま的ココロ(2012/05/31)
6月です。最近ではすっかり汗ばむ陽気になりましたね。僕は昔からなぜか蚊に刺されやすい体質なので、今年もすでに蚊がたくさん寄ってきています。寝苦しい夜と耳元で鳴るプーンという蚊の羽音。こんなにイヤな組み合わせは他にはありませんね…。
最近は虫除けスプレーを使う人も増えていますが、あの臭いは相当きついので注意が必要です。電車の中で虫除けスプレーの強烈な臭いをまき散らしていた人がいて、「自分だけが良ければいい」と人から見て思われないような大人になろうと思いました。
さて、そこから繋がるかどうかはわかりませんが、今回は先日テレビでも話題になっていた某芸人さんの親族による生活保護受給問題について取り上げたいと思います。
生活保護制度というのはそもそもどういった趣旨で儲けられたものなのか。そこを一度はっきり認識しなければ語れない分野であり、その趣旨について厚生労働省はこう定めています。
「生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。」
大まかな趣旨はおそらくほとんどの方が理解していることだと思います。しかし今回の某芸人さんは、扶養義務者としての援助について問題を指摘された格好でした。それでは扶養義務者とはなにか。民法ではこう定められています。
「独立して生計を営めない者がいる場合に、その者の生活を経済的に援助・支援することを義務付けられた者のこと。民法の規定により、配偶者、直系血族及び兄弟姉妹並びにそれ以外の三親等内の親族。」
これを見る限り、年収何千万という稼ぎがあった某芸人さんにはやはり扶養義務が発生していたわけで、問題を指摘されたことは仕方がないことだと思います。僕個人の考えとしては、生活保護制度というのはとても大切な制度であり、生活困窮者が補助を受けられることによって結果的に犯罪の抑制にも繋がっていると思います。
犯罪の抑制という部分については数字で見ることが難しいと思いますが、おそらくかなりの効果があるのではないでしょうか。
しかし問題が起こるのはそういった制度のメリットではなく、悲しいことに不正受給という面でピックアップされているというのが現実です。
さて、今回の某芸人さんの問題は不正受給という形で取り上げられましたが、これについては役所の許可が下りていたということからもわかるように、「不正受給だったのか否か」を追求している場合ではなく、どうしてそういったことが起きてしまったのかを考える必要があります。
親族の補助で生活できるのに受給を受けている人がいる傍ら、生活が困難なのに受給をストップされて餓死してしまった人のニュースを見かけたりもします。必要のない場所に流れてしまうお金、渡るべきところに渡らないお金、全てをきちんと管理できる仕組みを作らないとこのような矛盾が今後も起こり続けてしまうでしょうね。
最近では自民党が生活保護を現物支給にするという案を出していますが、現物支給にするとそこにかかる手間が多くなり、結果的に今までよりも費用がかさむそうです。しかし現金を渡すのが一番楽で安く済むといっても、そのせいで管理が行き届かないというのは言い訳にならないですよね。
一般の企業では、「経費を節約しながらも仕事の質を落とさない」というのがもはや当たり前のように行われています。できることなら、不正受給が起きないような管理体制をちゃんと一から作り直していただきたいです。それと同時に、簡単に生活保護に頼らない、強い気持ちをみんなが持たなければいけません。(特に若い世代!)
さて、初めに書いたように気候がずいぶんと夏らしくなってきましたが、梅雨に入ると気温の上下が激しくなりますので、健康に注意しながら日々をお過ごし下さい。それではまた次回。
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