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[2617]おかやま的ココロ(2012/04/30)
 5月になったということで、平成24年もすでに3分の1を過ぎたこととなりました。最近では通勤の電車でもエアコンがかかるようになり、暑い日も増えてきたなぁと実感しています。そういう風に、暑さや寒さを春夏秋冬という四季折々の姿で感じることができるのは生物の特権であり、それを豊かな言葉や感情で表現できることは人間の特権です。

 さて、今回のおかやま的ココロのテーマは、そんな豊かな感性を根底から覆してしまう恐ろしいプロジェクトがアメリカで行われているという話題についてです。

 戦場で一切疲れも恐怖も感じない兵士。これは近未来のロボット兵士の話ではありません。現在、米国防総省の資金提供のもと、生身の人間で実際に行なわれているニューロ・サイエンス(神経科学)の研究があります。「将来、人間の身体と機械が物理的に結合する可能性がある」。そう語る米大統領の生命倫理委員会上級スタッフ、ジョナサン・D・モレノ博士が、近未来兵器「操作される脳」の実態を明らかにしました。

 恐怖心のない兵士を作るプロジェクトで研究者が着目しているのが、心臓病の治療薬として用いられるβ(ベータ)ブロッカー(交感神経β受容体遮断薬)。この薬は交感神経のアドレナリン受容体のうち、β受容体のみに遮断作用をするものですが、この薬を服用していると感情が平坦になることが分かっています。

 そこで暴行被害などで精神的外傷ストレス障害(PTSD)を負った人に、心理療法やカウンセリングと共にβブロッカーを与えることが行なわれるようになりました。βブロッカーには情緒的な激しい感情の記憶を遮断する作用があるようです。否定する科学者も一部にいますがそのうち改良が進めば戦場の兵士に有効になると多くの科学者が思っているそうです。

 民間の科学者の中には、米国防総省国防高等研究計画局(DARPA=ダーパ)から 資金提供を受けるこれらの研究は問題だと指摘する者がいます。さらにはマインドコントロールの実験台になっていると批判する声もあります。

 しかし、例えば脳と機械を融合させるブレイン・マシン・インターフェースの研究は、義肢などの補綴器具の開発に寄与するはずですし、睡眠不足防止プログラムの研究は、眠りたい時だけに眠りたいという人の需要を掘り起こすかもしれません。さらにアルツハイマー病などの脳疾患に対する理解が進み、画期的な治療法が見つかる可能性もあります。

 その一方で兵士の感情をコントロールするといった研究を突き詰めていけば、人間であるとはどういうことかという倫理的な命題に突き当たることは確かです。

 冒頭で述べたように、人間というのは様々な感情があって初めて人間らしくいられるものだと僕は思います。そのような研究が進んだとしても、戦争の為にその技術を使うことはやめてほしいですね。そもそもそんな兵士がいても役に立たないのでは?と思ってしまいます。

 疲れを感じるのは体からのサインなのに、それを放っておいたら急に体が動かなくなり、恐怖を感じなければ避けることも隠れることもないので格好の的になります。とても頭のいい人達が考えたプロジェクトとは思えません。ぜひとも有意義な方向に研究を進めていってもらいたいものです。なんとも怖い話でした。

 さて、話はガラッと変わりますが、アプローチでは今後、当社で客付けさせていただいた物件について巡回をさせていただきたいと思っています。

 入居者の様子に変わりはないか、共用部分はきれいに使われているか、建物に問題はないか等、特に遠方に住まわれているオーナー様の目に届かないところをご報告することで、入居者離れ対策などに役立てて頂ければと思います。

 もちろんこれはサービスでさせていただきますので、不定期になってしまうことはご了承下さい。巡回した物件については報告書を無料で送らせていただきます。それではまた次回のおかやま的ココロでお会いしましょう。


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