[2910] お問い合わせから契約まで! 2014/12/08 

 家主様にとって、不動産会社がどのように広告し、物件を紹介して申し込みを頂けるのか知りたい方が多いでしょう。時々所有されている物件の紹介の様子などでお電話を頂きます。当社とすれば、具体的なお話になってから、お電話でご相談する事が多いので、それまで細かいご連絡が出来ていなくて申し訳ありません。

 直接募集依頼を受けている物件は常に広告とご案内に努力を続けています。

 なかなか決まらなかったお部屋で、やっと申し込みが入りましたので家主様にご連絡を入れた所、別の不動産会社の申し込みが重なったケースがありました。春はこのようなケースが多くなるかと思います。

家主様・借主様にご迷惑が掛からないよう、連絡ややご報告も入れさせて頂き、何かあれば家主様からもお電話頂くなど、コミュニケーションを図る事が大切です。

 現在、お問い合わせを頂くのはメールは少なくなり、来店が増加しています。ほとんどの方がインターネットを見ておられて物件を指定してご相談を受けます。お客様のスマートフォンで画面を見ながらお話します。どの方も「契約金が安い・家賃にお得感がある物件」を選ばれる傾向にあります。

 ご案内前に、契約金明細を確認される方がほとんどです。インターネットでは借主様にとって条件が良い物件が溢れていますので、アプローチでご紹介した物件は後回しになります。やはり募集段階から、お問い合わせ頂ける条件にしておかなければなりません。

 家主様から見て、設備は使えれば問題無なのですが、借主様から見て、納得できる設備でなければお部屋は見ても別の物件を探しに行くようです。流し台はガスコンロを設置(システムキッチンも増えました)、チャイムはTVドアホン(防犯性重視)に、お部屋の照明はリモコンに、浴槽は追炊きに、など出来るリフォームはされた方が良いです。

 今の時代は、1年を通じて何月になれば必ず契約に至る・・・というケースが少なくなりました。5年前迄はファミリータイプの物件が少なく春に空待ちの状態が続きました。企業の転勤が少なくなり、マイホームを持った方が多いのでしょう。賃貸派の方は、更新時などに安くて条件の良い物件に住み替えています。

 お客様がどの物件を借りるかを決めるまで、物件の事以外にも不動産会社としてシッカリした説明をします。勤務先までの交通手段・近隣での買い物・子供さんの保育園から学校・集合住宅の他の入居者様情報などです。家主様管理または業者管理、契約書の内容までも前もって説明するケースが増えました。

 入居後すぐのトラブルを避けるため、気の利いた管理会社は入居前にすべての照明の球交換や水回りのパッキン交換をしています。これらの消耗品は最初だけ家主様負担で、その後の入居中は借主負担です。家主様による小さな親切と快適な住まいは、空室期間を少なくする第一歩となります。

【参考資料】東日本の空室率
 北海道 20.8% ・青森県 26.1%
 岩手県 23.3% ・宮城県 21.5%
 秋田県 24.5% ・山形県 22.0%
 福島県 22.8% ・茨城県 27.5%
 栃木県 24.4% ・群馬県 25.0%
 埼玉県 18.4% ・千葉県 20.5%
 東京都 14.5%

 埼玉県内も広いので、場所によっては空室率が異なります。大宮駅から都心に向いての地域は空室率が低くなり、北に行くと場所や物件によっては4割も空いている地域があります。物件の飽和状態が続きますので、選んで貰える部屋に仕上げる事が満室にするポイントです。

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