[2918] 親子間の売買契約! 2015/01/10 

 親子間での売買契約のお手伝いをさせて頂きました。一般的には、親が建てた家で子供を育て、いずれ子供が結婚し二世帯で住んでいて、孫が生まれて三世代同居となり、狭くなったら子供家族が家を出て行くケースが多いです。

 しかし今回は、親が子供に家を売却し、その資金で親がマンションを購入するというものでした。銀行ローンを使っての取引でしたが、無事に事前審査も通過したので売買契約を締結しました。銀行の担当の方にも「普通は子供さんが出て行って、住まいを購入しますよね。」と言われました。住宅ローンを通すにも、その理由付けが必要だとの事です。

 大きな一戸建住宅に一人で住んでおられる方が多い時代です。子供たちが巣立ち、夫婦二人で住んでいても年を取ると庭の手入れが出来なくなり、やがて一人で暮らすようになると家が広すぎます。自宅の処分をするには難しい問題が起こってくる事もあります。

 処分のタイミングとして、二人で暮らしているうちにマンションへの住み替えが出来ると良いのでしょう。エレベーターがあると出入りも苦になりません。日当たりが良いお部屋で一日のんびり暮らせます。管理人さんがおられると何かあった時も安心です。マンションは比較的病院や買い物も便利な立地が多いです。

 このご家族の場合、家が古くても手入れが出来ているのであと10年は問題なく住むことが出来ます。子供さんが大きくなられたら家を建て替える事も可能です。今の家だと小学校の転校をしなくて大丈夫です。利点がたくさんあります。

 今回のご家族の親子間売買契約は、場所・時間・費用の事を考えると一番賢い選択だったと思います。お客様のご希望に添って、専門分野の方にもアドバイスを頂きました。売買の手付金はゼロで、売買金額は全額を住宅ローンで通す事が出来ました。登記費用は通常の費用が掛かりますが、仲介手数料については格安の事務手数料を頂く事にしました。

 住まいに関する悩みは、ご家族の数だけ悩みがあります。お客様のご要望をお聞きして、可能な限り夢が実現できるようにお手伝いさせて頂きます。いつでもご相談下さいませ。

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