[2959] 今月のリフォーム事情! 2015/05/25 

 DIYという言葉をご存知でしょうか。  DIY(ディー・アイ・ワイ)とは、専門業者で
はない人が自身で何かを作ったり、修繕したりすること。英語のDo It Yourself(ドゥ イ
ット ユアセルフ)の略語で、「自身でやろう」の意味です。

 俗にいう日曜大工とも意味合いは似ていますが、お父さんがやるというイメージよりも最近では若い女性なども積極的にこういったことをしているようです。

 賃貸業界でもその波に乗った動きがあります。DIYができる賃貸仲介サイトというものができたのです。サイトの説明文には、「このサービスは、利用者がまずサイトで物件を選び賃貸契約をする。その上でDIYメニューを決定すると、契約物件にDIYツールとレシピが届き、借主本人が施工を行うというもの。

 DIYメニューは、壁、床など5種類。20種類程度まで拡大する予定。物件を借りる前にどのくらいのDIYができるのか、費用はいくらかかるかなどをあらかじめ相談できる。多くの場合は借主が家賃に上乗せして払う仕組みです。1年完済で月額5000円程度を想定している」と書いてありました。斬新ですね。


 こういった流れは各地域の特色によっても受け入れられたりそうでなかったりすると思いますが、さいたま市西区エリアでも視点を変えれば活用できるのでは・・と思います。

現実的な提案としては、
@お客様が自分で施工するのではなくそこは 業者に任せる
A毎月の賃料をプラスすることで部屋の現況 にリフォームを加えられる
B賃料プラスの期間を設定し、その期間に満 たなければ違約金が発生する

 オーナー様が一時的に工事費を立て替え、毎月の賃料から補填するという考え方です。これにより、借主は気になる部分に手を加えられることで満足のいく部屋に住むことができ、また、オーナー様は一時立替金が発生するものの、成約に至ることで賃料収入が継続的に入ることになります。自分好みの部屋であれば居住期間も長くなることでしょう。

 しかし実用するには契約上細かい取り決めを交わす必要があるなど、両者にとって多少なりとも面倒なことも増えます。なので、もしオーナー様の中で「お客さんの希望があれば賃料をプラスしてくれればある程度リフォームしてもいいよ」という考えをお持ちの方は、ぜひ当社に申し出ていただければと思います。そういった情報があればご案内の際の一押しとして大きな武器になると思います。

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